福岡市 転出入届ネットで 窓口ではサインのみ 来年から

西日本新聞 一面 泉 修平

 福岡市は引っ越しに伴う転出入届や児童手当などの手続きの一部を来年1月にもオンライン化する。同市は転勤族が多く、引っ越しシーズンに長時間に及ぶことがある区役所での待ち時間を短縮する狙い。総務省は「全国的にかなり先進的な取り組み」としている。

 市によると、転出入と転居の届けは年間計約16万件あり、3、4月には区役所での待ち時間が最大2時間になるケースもある。オンライン化では、名前や新旧住所など基本情報をインターネット上で事前に入力。区役所では住民基本台帳法などで求められている対面での本人確認と書類へのサインだけで済むようにし、区役所に出向く日時も予約できるようにする。

 さらに、国民健康保険の住所変更や子ども医療証の発行など、転居に関連する手続きの一部も同時にネット上でできるようにする。パソコンやスマートフォンの扱いに慣れない人のために、電話で代理入力する窓口も設置するという。

 市は「スマート行政」を掲げ、各種手続きの簡略化を推進。昨年度までに約140の手続きをオンライン化し、来年度までに倍増させる方針だ。書類への押印の必要性についても見直しを行っており、来年度までに申請書の7割で押印の義務付けを廃止する方向で作業を進めている。 (泉修平)

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