【動画あり】記者が熱気球搭乗体験 自然と一体 優雅な旅

西日本新聞 佐賀版 穴井 友梨

 気球で自由に空を舞うとどんな気分だろう-。佐賀市で熱い空中戦を繰り広げているバルーンフェスタ。魅力に空から迫ろうと、3日朝、滋賀県の江川史洋さん(45)が操縦するオフィシャル気球「ひみか」に同乗させてもらった。

 午前7時、競技に臨む気球に先立ち出発した。あいにくの曇り空だが、江川さんによると「風は穏やかでいい感じ」。バーナーから炎が噴き出し、いざ空へ。会場で次々に気球が立ち上がるのを真下に見ながら、揺れも感じずにぐんぐん上昇した。風に乗り南東へ向かう。

 高度約300メートル。足がすくんだが、かすむ空気の中に田畑や有明海が見えて輝く。豊かな光景だった。「ゴー」。バーナーの音、炎の熱さはある。だが風は感じない。空気と一体となって動くゴンドラそのものが風の一部だ。自然に溶け込んだ優雅な旅だ。

 地上数十メートルまで降りてくると、町の人たちと会話もできる。「おはようございまーす」「ばいばーい」。舞い上がった気球は田畑の上を、人々の営みの中を通過していく。

 1時間40分の飛行を終え、同市西与賀町の田んぼへ着陸。やって来た人たちの記念撮影に応じ、「佐賀の人は気球への協力や理解があって温かい」と江川さん。40回続く大会を支える佐賀の町にも思いをはせた、あっという間の空中散歩だった。(穴井友梨)

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