中津に文化財継承の新拠点 市歴史博物館開館

西日本新聞 大分・日田玖珠版 吉川 文敬

 中津市が中津城近くに2016年12月から建設を進めていた市歴史博物館がオープンした。武具や古文書、絵画など424点を常設展示。古里の歴史や文化を実物や映像などで学ぶことができる。

 旧市歴史民俗資料館は手狭になり、耐震性もないことから昨年6月末で閉館していた。新たな市歴史博物館は同市三ノ丁に建設。延べ床面積は旧資料館の4・5倍の約2700平方メートル。鉄筋コンクリート3階建てで総工費は13億6200万円。国宝レベルの史料も保管できるよう空調や防犯設備も整備。自然災害などに備え、2、3階にスペースを確保した。構想段階から携わった奥村弘・神戸大教授は「市町村レベルの収蔵庫としては高いレベル」と評価する。

 開館記念式典が1日開かれ、関係者ら約80人が出席。奥塚正典市長は「文化財を次代に継承するとともに多くの市民、観光客に利用してもらいたい」と話した。開館時間は午前9時から午後5時、月曜休館。有料の展示室は一般300円、中学生以下無料。同館=0979(23)8615。(吉川文敬)

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