佐世保の懐かしい映像、銀幕に 16、17日「映画祭」 6作品上映、トークも

西日本新聞 長崎・佐世保版 前田 隆夫

 佐世保が舞台、ロケ地になった作品を上映する「映像文化アーカイブとしての佐世保映画祭」が16、17日、佐世保市三浦町のアルカスSASEBOで開かれる。昨年に続く2回目の開催。懐かしい佐世保の映像と関係者のトークで、作品や時代背景が楽しめる。

 佐世保の映画愛好者でつくる実行委員会の主催で、させぼ文化マンス関連事業の一つ。今回は次の6作品を選んだ。

 「裸足(はだし)の青春」(1956年製作、16日午後1時と17日午後0時20分から上映)▽「空の大怪獣ラドン」(56年製作、16日午後6時40分)▽「続 社長漫遊記」(63年製作、16日午後4時10分)▽「地の群れ」(70年製作、17日午後3時)▽「リッちゃん、健ちゃんの夏。」(2019年製作、16日午後2時45分と17日午前10時)▽「しらあいの赦(ゆるし)」(18年製作、17日午前10時半)

 「続 社長漫遊記」は森繁久弥や小林桂樹、三木のり平らが出演する喜劇。佐世保重工業(SSK)でロケがあり、当時の世界最大のタンカー日章丸が登場する。「地の群れ」は佐世保ゆかりの作家井上光晴の原作で、熊井啓監督の作品。炭鉱町を舞台に被爆や在日朝鮮人、部落差別などの社会的テーマが描かれる。

 黒島が舞台の「裸足の青春」、西海橋が破壊される「ラドン」は、昨年の反響に応えて再上映。高度経済成長期が始まった頃の時代性を投影する。「リッちゃん」は黒島や市街地、「しらあいの赦」は宇久島で撮影された。

 両日とも上映後に3回のアフタートークがあり、元SSKの従業員、地の群れや裸足の青春の地元出演者が、映画にまつわるエピソードを語る。

 1作品500円。全作品鑑賞券1500円。「リッちゃん」「しらあいの赦」は無料。(前田隆夫)

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