ノルマ50%到達でパーティー 営業成績 局員階級付けも

西日本新聞 社会面 飯田 崇雄 鶴 加寿子

 かんぽ生命保険の不正販売問題で、日本郵便は7日、郵便局の年間の営業目標(ノルマ)の推進率が50%を超えた際の隠語として「赤道突破」と表現し、販売局員を慰労するパーティーを開いていたことを明らかにした。営業実績に応じて局員を階級付けする「かんぽマイスター制度」も設け、階級が低い局員には土日も含む就労時間外に研修などを受けさせていたという。

 横山邦男社長が衆院総務委員会で社民党の吉川元氏の質問に答えた。不正販売の背景には局員への過剰な営業ノルマがあったことが判明しているが、「賞罰」とも呼べる制度や対応で局員に圧力をかけていた実態も浮き彫りとなった。

 横山氏によると、営業目標の推進率が50%を超えた場合、「社員の士気高揚を目的とした意見交換会」として、日本郵便とかんぽ生命保険が共同で経費を支出し、パーティーを開催。保険の不適切な販売が報じられた直後の6月下旬も都内で開いたという。

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