いじめ認定の報告書 学校が反論添え公開 長崎高2自殺

西日本新聞 社会面 華山 哲幸

 長崎市の私立高2年の男子生徒=当時(16)=が2017年4月に自殺した問題で、学校側は7日、いじめが主要因とする第三者委員会の報告書をホームページで公開した。報告書は18年11月に完成。長崎県と遺族は再三にわたり公開を求めたが、内容に不満を抱く学校側は拒否し、公開に際しても「(報告書は)理解できないところが多々ある」との見解を添えた。

 公開したのは72ページの報告書と学校側の見解など計79ページ。報告書は空腹時のおなかの音をからかうなどした同級生の行為を「いじめ」と認定したが、学校側は認定の根拠が薄いと反論。さらなる説明を求め、長崎簡裁に調停を申し立てる方針も示した。生徒の母親は「再発防止に取り組む姿勢が感じられない」としている。

 いじめ防止対策推進法は第三者委などの設置を義務付け、文部科学省は調査報告書について「公表が望ましい」としている。 (華山哲幸)

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