佐賀知事「値切るのはいかがなものか」 在来線維持費、長崎県に不快感

西日本新聞 佐賀版 北島 剛

 九州新幹線西九州(長崎)ルートの並行在来線となるJR長崎線肥前山口-諫早間の維持管理費を巡って佐賀、長崎両県が対立していることについて、佐賀県の山口祥義知事は8日の記者会見で、長崎県が当初の合意に反して維持管理費の増額分の負担を減らすよう求めているとして「長崎側の誠意と言って(長崎の負担割合を大きくして)いたのに、後から値切るのはいかがなものか」と不快感を示した。

 維持管理費の負担割合は、長崎が3分の2、佐賀が3分の1とすることで2008年に両県で合意。だが、維持管理費が年間2億3千万円から膨らむ見通しとなり、長崎は増額分の負担を折半にするよう求め、佐賀は従来と同じ割合を主張している。

 「災害などで費用が増加した場合は折半」とした合意を基に折半を求める長崎に対し、山口知事は「(増額要因の)資材費高騰などは『災害など』に入らない」と説明。西九州ルート新鳥栖-武雄温泉間の整備方針に続き、維持管理費を巡っても火種を抱えることに「一つ一つこうなるのはどうかなと思う」と語った。(北島剛)

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