日本水泳連盟から有功章 指導30年超、飯塚市の大保さん

西日本新聞 筑豊版 田中 早紀

 飯塚市の福岡カホスイミングスクールで長年、水泳指導に取り組む大保道隆さん(59)が、日本水泳連盟から本年度の有功章を受けた。北京五輪の競泳女子800メートルリレーで7位に入賞した高鍋絵美さん(34)=嘉麻市出身=を、9歳の時から指導した大保さんは「今後も地域の水泳発展に寄与したい」と話している。

 大保さんは11歳のころに水泳を始め、嘉穂高、福岡大時代は自由形の短距離選手として活躍。民間企業に就職した後はアルバイトでスクールの指導に当たり、1988年からは正社員となって、幅広い世代に泳ぎを教えてきた。

 北京五輪で入賞した高鍋さんは、進学で地元を離れた後も、スクールに戻り練習に励んだ。五輪前もフォームの修正などのアドバイスを続けた大保さんは、五輪をテレビで観戦し「言葉にならないくらいうれしかった」と振り返る。

 子どもたちには水泳の技術だけでなく、勉強もおろそかにしないよう説く。日曜の練習では教科書を持ち込ませ、上級生が下級生に教えるようにしていた。

 現在も同スクールなどで指導を続ける大保さんは「(競泳だけでなく)命を守る着衣水泳なども教えていきたい。水に親しむ子どもがこれからもたくさん出てくれたらうれしい」としている。 (田中早紀)

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