レゴブロックで巨大仕掛け 九工大の兵頭さん製作

西日本新聞 筑豊版 田中 早紀

 九州工業大情報工学部4年の兵頭悠生さん(21)が、レゴブロックを使って巨大な仕掛け装置を作り、23~24日の学園祭「工大祭」で披露する。1年生のときから工大祭で展示し、訪れた人の反応を見て改良してきた装置を全てつなげる。4年間の集大成となり、兵頭さんは「子どもから大人まで誰もが楽しめます」と話している。展示は同学部で、午前10時~午後6時。

 愛媛県大洲市出身。父と祖父がデザイナーで、看板などを作る工房が自宅近くにあり、ものづくりに関心を持つ環境が整っていた。2歳のころからレゴブロックに親しみ、中学2年で野球盤やサッカー盤を、誰に習うこともなく手作りするようになった。

 「お客さんの立場を考えろ」。建築家でもある父の口癖を胸に、野球盤で遊んだ友人のリクエストを受けて、野手を加えたり、全体を大きくしたり、より楽しめるように作り替えていたという。高校時代は、野球部が忙しかったが、週1回の半日休みのときに、レゴブロックで遊んだ。

 プログラミングに興味を持ち同大に進学。1年のときに、電動の歯車で動く仕掛けの中をビー玉が進む装置を工大祭で展示すると、子どもだけでなく大人も見入っていた。2年では、子どもが見やすいように装置の高さを低くし、歯車をあえてむき出しにした。昨年は、さらに仕掛けの数を増やし、部屋一面に広げたという。

 来春には、東京のIT企業に就職する。最後の展示会を前に「毎年、来場者が喜んでくれたのがうれしかった。今回も多くの人に見てほしい」と話している。 (田中早紀)

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