【動画あり】八女工高がロボット競技全国V 「唯一」のアイデアと技術で快挙

西日本新聞 筑後版 丹村 智子

 八女工高(筑後市羽犬塚)の電子機械研究部が、自作したロボットの性能を競う全国高校ロボット競技大会で日本一に輝いた。県内の県立高として初の快挙。リーダーは女子部員で、女子が含まれるチームが優勝するのは、1993年に大会が始まって以来初めて。5日に同校で生徒約700人を前に報告会を行った。

 大会は10月末に新潟県で行われ、全国の128チームが、自作したリモコン式と自走式のロボット2台を使って複数のボールを所定の位置に動かし、その早さと正確さを競った。同部からは県大会を勝ち抜いた2チーム(各6人)が出場。3年生主体の「シェーンハイト」が優勝し、1年生チームの「八工インフィニティ」は5位入賞した。

 部長で優勝チームのリーダーも務めた石橋葵さん(3年)は「大会に出られなかった後輩に支えられたおかげ。お世話になった方々に祝福されて涙が出た」と感激しきり。小学4年の時にテレビでロボット競技を見て憧れ、八女工高で夢をかなえた。センサーや電圧の調整など、整備面で貢献した樋口陽大(はると)さん(2年)は「学校で何度も失敗と修正を繰り返したので、本番はノーミスで戦い抜けた」と話した。

 競技では卓球やテニス、ゴルフのボールを円形の枠にはめて作業完了となる。同部のロボットは、まず円盤形のアームに全てのボールを並べ、そのまま枠に移す仕組みで「全国唯一のアイデアが早さを生んだ」と顧問の才崎賢二教諭。発案は1年生チームだったが、精度と経験で勝った3年生が全国大会を制した。

 大会では1年生チームに対して技術奨励賞が贈られた。 (丹村智子)

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