白コンクリート、現状は茶 竹田・岡城跡 緑にコケむさず

西日本新聞 大分・日田玖珠版 稲田 二郎

 国史跡「岡城跡」(竹田市)の石垣下の岩盤を補修した白いコンクリートについて「名城にはあまりに不自然」との批判を浴び、市教育委員会が目立たなくする工事を施して1年1カ月が過ぎた。コンクリートは茶色になり、以前より目立たなくなっているが、コケなどは繁茂しておらず、「微妙な状態」(来場者)になっている。

 コンクリートは、城中心部近くの門「西中仕切」の石垣を支える基礎部分に、高さ約15メートル、幅約4~8メートルにわたり打ち込まれている。2014年10月の台風19号で崩落した岩盤を補強するための措置だったが、市民などからの批判を受け、市教委は昨年10月、目立たなくするため、表面にコケやカビの繁茂を促す栄養素を吹き付けるなどした。

 現在は、コンクリート上部に草が根付き、景観になじんできている。ただ、コンクリートにコケやカビは繁殖していないために緑色にはなっておらず、表面は茶色に変色している。

 市教委によると、市民からの批判や問い合わせはないといい、「このまま経過を見ていきたい」としている。(稲田二郎)

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