金栗四三展で遺品展示 伝説のランナー故田辺定明さん 玉名市立歴史博物館

西日本新聞 熊本版 宮上 良二

 箱根駅伝の「伝説のランナー」と語り継がれ、昨年9月に90歳で亡くなった田辺定明さんの遺品が、出身地・玉名市の市立歴史博物館こころピアに展示されている。箱根駅伝の創始者で日本マラソンの父と呼ばれる金栗四三(かなくりしそう)(1891~1983)を顕彰する企画展「金栗四三展」に、今月からコーナーが設けられた。同展は来年1月13日まで。

 田辺さんは中央大の予科と本科に在籍した6年間、箱根駅伝に6連続出場。6区の山下りを得意とし、3度の区間新記録を含む5度の区間賞を達成して同大を4度の総合優勝に導いた。その後、マラソンに転向し、日本代表に選ばれた1955年のボストンマラソンでは8位入賞を果たした。

 展示しているのは、田辺さんの遺族から同館に寄贈された遺品のうち、箱根駅伝やマラソンのメダルやトロフィー、力走する写真など117点。ボストンマラソン終了後に金栗と国際電話でやりとりした内容を報じる当時の新聞記事、90歳になった金栗をマラソンの名選手たちと共に囲む写真など、田辺さんが金栗との思い出を大切にしていたことを伝える遺品も並ぶ。

 観覧料は一般300円、大学生200円、高校生以下無料。同館=0968(74)3989。

(宮上良二)

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