由布市が木津選手を功労表彰 ラグビーW杯日本代表

西日本新聞 大分・日田玖珠版 稲田 二郎

 ラグビーワールドカップ(W杯)の日本代表で由布市出身の木津悠輔選手(23)が、同市の功労表彰を受けた。W杯で出場機会はなかったが、メンバーの練習相手を務めるなどチームに貢献。「4年後のフランスW杯ではプレーする姿を見せたい」と力を込めた。

 木津選手はラグビーでは無名の由布高(同市)でプレーを始め、天理大に進学。現在はトヨタ自動車に所属する。ポジションはスクラム最前線のプロップ。日本代表では対戦相手のスクラムやラインアウトの特徴を分析し、レギュラー組の相手役を務めた。

 試合はスタンドから観戦した。「ティア1と言われる強豪国から日本代表がスクラムを押して相手の反則を勝ち取ったのに感動した」。そのスクラムに自身が入れなかったことについては「家族や恩師から応援や激励を受けていたので、プレーしているところを見せたかった。それができず、悔しかった」と振り返る。

 ただ、前向きに捉えている。「日本代表として活動して経験値は上がったと思う」。高校時代はナンバー8で、職人的な技術が必要なプロップを務めるようになったのは大学入学後。日本代表の練習では相手に応じたスクラムの組み方など、コーチから丁寧に指導を受けたという。

 もともとタックルや前に出る走力には定評がある。スクラムの技術や力強さをさらに磨き、求められる日本代表のプロップ像を目指す。「また日本代表になれる保証はない。泥臭さを忘れずにやっていきたい」

 大会期間中、あちこちでラグビーW杯の旗がはためき、大会グッズが売れているのを見て、大会の盛り上がりを実感した。大分では温泉に入るなどリフレッシュしており、来年1月からのトップリーグに臨む。3日に由布市役所で表彰を受けた木津選手は「応援してくれる人々のためにも、試合で確実に経験を積み、成長した姿を見せたい」。言葉に力がこもった。(稲田二郎)

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