日韓画家の74点展示 福岡県立美術館「交流の灯絶やさない」

西日本新聞 大坪 拓也

 油彩画や水彩画など日本と韓国の画家らの作品74点を集めた第5回日韓交流展「玄界の海」が、福岡市・天神の県立美術館で開かれている。互いの芸術性に触れようと有志が毎年、ほぼ交互に両国で催してきた。国同士の関係は悪化しているが、「文化交流の灯は絶やしてはならない」として今年も開催した。17日まで、入場無料。

 中央アジアなどを旅して景色を描く画家の中村勝人さん(73)=福津市=と、韓国の画家金明植さんが約6年前、福岡のギャラリーで知り合ったのをきっかけに、交流展の企画がスタートした。

 今回は両国の関係悪化が影を落とし、韓国側の出品者は6人と例年の3分の1ほどに減ったが、会場には、高良山(久留米市)の新緑や木のぬくもりを感じさせる福岡市の宿を、鮮やかな筆致で描いた韓国人画家の作品も並ぶ。日本側は19人が出品している。

 9~11日には韓国から4人が来日。美術展を鑑賞し、酒杯を交わし友好を深めたという。中村さんは「政治に関係なく、今後も交流を続けていきたい」と話している。 (大坪拓也)

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