帽子にマスク…どう突破? 3D顔画像鑑定 北村悠さん 連載・科捜研のリアル❶

西日本新聞

 Q 防犯カメラにマスク姿の犯人らしき人物。写っているのは横顔だけ。それでも、逮捕された容疑者本人と特定できますか?

 「できますよ。ただ、刑事ドラマみたいにコンピューターが自動でしてくれるわけではありません。必要なのは人間の集中力と根気です」。福岡県警科学捜査研究所(科捜研)の北村悠(ゆたか)さん(30)が「科学」のスマートなイメージに似つかわしくない言葉で答えてくれた。

 事件の巧妙化や複雑化で、存在感を増す科学捜査。ドラマ「科捜研の女」の人気もあって、西日本新聞「あなたの特命取材班」でも関心が高い。

 北村さんの所属は「法医科3次元顔画像鑑定担当」。防犯カメラなどに写った顔画像と、逮捕された容疑者が一致するのか鑑定するのが主な業務だ。

 だが、カメラに写った人物が正面を向いていることはほとんどなく、横や斜めを見ているのが大半。さらに、否認している容疑者に同じ方向を向かせて写真を撮るのは難しい。

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