今年も黄金のえと作り 八女の中島さん

西日本新聞 筑後版 丹村 智子

 八女市亀甲の中島仏壇製造所の中島正之さん(82)が、来年のえとの子(ね)をモチーフにした置物作りに精を出している。仏壇の仕上げで培った技術を生かして平成元年の1989年から始め、平成最後となる昨年の製作で区切りを付けるつもりだったが、「お客さんが待っているから」と少量ながら続けることにした。

 打ち出の小づちと福袋の上に乗るネズミや、現代的なすっきりしたネズミの置物など約80体を製作。独自に考案した、はがれにくく輝きが長持ちする金箔(きんぱく)の加工技術を生かし、常滑(とこなめ)焼の置物を黄金色に仕上げる。

 金箔の価格高騰や発送の手間など負担は小さくない。だが「みんなに喜んでもらえるなら、体がいうことをきく限り頑張ってみようかな」と、新しい十二支の始まりに気持ちを新たにしていた。価格は大きさにより6千~1万5千円。ファクス=0943(22)5639=で先着順で注文を受け付けている。 (丹村智子)

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