ブラインドサッカー応援を 福岡、北九州のチームV狙う 西日本リーグ、16日準決勝・決勝

西日本新聞 ふくおか都市圏版 小林 稔子

 パラリンピックの正式種目で、視覚障害者らがボールに入った鈴の音やスタッフの声を頼りにプレーする「ブラインドサッカー」の西日本リーグの準決勝戦と決勝戦が16日、広島市の広島経済大フットボールパークで開かれる。九州からは「ラッキーストライカーズ福岡」(福岡市)と「LEO STYLE北九州」(北九州市)が出場し優勝目指して火花を散らす。入場無料。

 ブラインドサッカーは転がると音が出るボールを使い、視覚障害のある4人が見え方を等しくするためにアイマスクを着けてプレー。視力に障害のない人や弱視者が担当するゴールキーパーや相手ゴール裏にいる「ガイド」と呼ばれるスタッフが選手たちに指示を出す。ただ、国内大会では障害のない人も選手として出場できる。

 ラッキーストライカーズは、九州初のブラインドサッカーチームとして2004年に設立。当初からサッカーJ2のアビスパ福岡が監督やコーチになる人材を派遣している。西日本リーグでは16年に初優勝して以降、優勝はなく、昨年は2位だった。

 10日、福岡市博多区のコートにラッキーストライカーズの選手6人が集まり、広島での試合に向けて2時間の練習で汗を流した。

 準決勝の相手は、フィジカルが強い「兵庫サムライスターズ」(兵庫県)。ラッキーストライカーズ代表で、選手としても活躍する草野剛(たかし)さん(36)は「アビスパが練習を支援してくれ、体力面で強化できた。守備力を生かして優勝したい」。藤井潤監督(38)は「相手のすきをついていきたい。優勝を目指すだけでなく質の高い試合にしたい」と口元を引き締めた。

 準決勝は午前11時から。「大阪ダイバンズ」(大阪府)と戦うLEO STYLEも同じ時間に別のコートで準決勝に臨む。決勝戦は午後3時から行う。

 西日本リーグの上位2チームは、各地域の上位チームと海外チームが参加する2月の「KPMGカップ ブラインドサッカークラブチーム選手権2020」への出場権を手にする。 (小林稔子)

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