【動画あり】工藤会本部の解体に着手 「暴力の街」返上へ一歩

西日本新聞 社会面

 特定危険指定暴力団工藤会の本部事務所(北九州市小倉北区)の解体作業が15日、始まった。敷地内には重機や足場の部材を載せた大型トラックが続々と到着し、市や警察関係者らが見守る中、解体業者が作業を進めた。来年2月末までに更地になり、工藤会が福岡県暴力追放運動推進センターに売却した後、同県内の民間企業に転売される。

 この日は作業事務所にするプレハブ小屋を設置、解体用の資材を運び込んだ。作業員らは建物内に入り、現場や解体スケジュールを確認したという。

 市によると、約1週間かけて足場を組んだ後、本格的な解体に入る。来年1月中旬までに建物の撤去を完了させ、基礎など地中の埋設物を取り除いた上で2月末には整地を終える予定。

 本部事務所は2014年11月から暴力団対策法に基づく使用制限命令で組員の出入りが禁じられた。今月12日には工藤会側がセンターに1億円で売却する契約が成立。解体費などの経費を差し引いた剰余金約4千万円はセンターが管理し、工藤会による襲撃事件の被害者への賠償に充てる。

 

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