「いちごさん」出荷が本格化 2年目、栽培面積3倍超

西日本新聞 佐賀版 金子 晋輔

 県産イチゴの新品種として昨年販売が始まった「いちごさん」が2年目の収穫期を迎え、出荷が本格化している。今季は栽培面積を昨季の3倍以上に拡大し、来春までに約3千トンの出荷を見込む。福岡県産「あまおう」に並ぶ全国トップブランドを目指す。

 いちごさんは中身まで鮮やかに赤く、みずみずしい果汁が特徴。佐賀県とJAさがが主力「さがほのか」に代わる新品種として20年ぶりに開発した。

 県によると、昨季は東京や大阪などに821トンを出荷。1キロ当たりの単価は1397円で、さがほのかより132円高かった。

 今季の栽培面積は昨季の18ヘクタール(生産者166戸)から増え、63・6ヘクタール(同425戸)となった。

 15日は佐賀市三瀬村の農家、平川乙次さん(72)と清美さん(68)夫婦が朝から一粒ずつ丁寧に摘み取り、パックに詰めて発送した。乙次さんは「いちごさんは甘味と酸味のバランスが良い。みんなにおいしいと言ってもらえるように頑張りたい」と話した。(金子晋輔)

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