旧古河鉱業若松ビル 竣工100周年を祝う

西日本新聞 北九州版 米村 勇飛

 若松区の国登録有形文化財「旧古河鉱業若松ビル」(同区本町1丁目)の竣工(しゅんこう)100周年を記念した式典が15日、同ビルであった。北九州市の北橋健治市長や地元関係者ら約80人が出席し、南海岸通りの代表的建物の節目を祝った。

 ビルは1919(大正8)年に建設。筑豊地域で炭鉱経営をしていた古河財閥の古河鉱業(現・古河機械金属)が石炭販売事業展開のために自社ビルとして建てた。現在は、市民が利用できるホールを備えた文化施設として利用されている。ルネサンス様式を基調とした大正建築の意匠が光り、2008年には国登録有形文化財となっている。

 式典では古河機械金属の宮川尚久社長が「今も古河の名前を建物に残してくれることに感謝しかない」と祝辞を述べた。ビルの若宮幸一館長は「ビルは石炭で栄えた若松の象徴。次の100年に残していきたい」と話した。ビルでは25日まで若松の歴史を振り返る写真展を開いている。19日は休館。 (米村勇飛)

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