小倉競輪も子ども食堂 若松ボートに続き 市が企画 29日から毎月開設

西日本新聞 北九州版 東 祐一郎

 北九州市小倉北区の小倉競輪場(北九州メディアドーム)で、地域の小学生に格安で食事を振る舞う「子ども食堂」が29日から月一回のペースで開設されることになった。市によると、競輪場での子ども食堂開設は全国初。市が運営する「ボートレース若松」でも昨年末から同様の取り組みが始まり多くの参加者を集めており、公営ギャンブル場を社会貢献の場所として活用する取り組みが進んでいる。

 市の担当者によると、小倉競輪場の子ども食堂は「どーむきっちん」の名称で、レース開催日以外に行われる予定。メディアドームに親しみを持ってもらおうと、市などが企画した。参加する子どもたちは、普段触れ合う機会の少ないプロの競輪選手らと一緒に食事をし、気軽に会話を楽しめる。運営は競輪を統括する公益財団法人「JKA」(東京)で、NPO法人「北九州スポーツクラブACE」(八幡東区)や九州栄養福祉大(小倉北区)などが協力する。食費などの運営費には競輪の収益を充てる。

 競輪選手との交流のほか、食事前にスポーツやレクリエーションを楽しむ企画も用意しており、子どもの居場所づくりを図る。市は選手の毎回参加を一般社団法人日本競輪選手会福岡支部に依頼しており、同支部も協力的という。

 先行した「ボートレース若松」での子ども食堂は今年11月までに12回実施。参加した子どもは延べ約290人と盛況で、品数が多くて毎回異なる献立が好評という。市の担当者は「ボートレース場での子ども食堂も全国初。ギャンブルの収益を地域貢献に活用することで、イメージアップを図りたい。他の自治体でも動きが広がってくれれば」と期待する。

 メディアドームで29日に開かれる子ども食堂の定員は、子ども20人、大人20人程度。参加費は子ども100円、大人300円。問い合わせは市公営競技局地域貢献室=093(791)5010。 (東祐一郎)

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