大牟田市長 関氏初当選
福岡県大牟田市長選は17日、投開票され、無所属新人の元県環境部長関好孝氏(60)=自民、公明推薦=が、元職の政治塾主宰古賀道雄氏(75)ら無所属2人を破り、初当選した。
炭鉱閉山後の人口減少に歯止めがかからない中、新たなまちづくりの手法が主な争点になった。関氏は「県とのパイプ」を前面に掲げ、地元経済界をはじめ多くの団体の推薦も受けて組織選挙を展開。「財政再建」を重要政策に挙げ、4年前まで3期12年務めて知名度に勝る古賀氏との激戦を制した。投票率は35・74%。当日有権者数は9万7027人(市選管調べ)。 (吉田賢治)
■大牟田市長選 (開票終了)
当 関 好孝 無新 17,414
古賀 道雄 無元 15,760
福島 功 無新 1,101