ごみ収集車発火、後絶たず ガス、スプレー缶が原因 田川市

西日本新聞 筑豊版 大塚 壮

 田川市で14日午前10時ごろ、不燃物を回収中のごみ収集車(パッカー車)の荷台から発火する火災があった。回収した卓上こんろ用のガス缶が破裂したのが原因とみられる。市環境対策課によると、同様の火災は年に数回起きている。冬は鍋で卓上こんろを使う機会が増える。「ガスやスプレー缶は残量を使い切ってから出してほしい」と注意を呼びかけている。

 火災は同市の後藤寺地区で回収作業中だった職員が荷台から煙が出ているのに気付いた。車載の消火器では消えなかったため、同市川宮の市清掃事務所に戻り、洗車場で消火しようとしたが、煙が強くなり無理と判断。市役所近くの路上でごみを下ろし、消防車が出動して消し止めた。燃えたごみの中から破裂したガス缶1本が見つかり、火元になったとみられる。職員2人にけがはなかった。

 同課によると、同様の火災は昨年度も4件発生。本年度は4月に1件起き、14日が2件目だった。ガス缶やスプレー缶、使い捨てライターなどは残量があるまま捨てると、パッカー車の中での圧縮や車の振動の影響で発火しやすいという。県外ではパッカー車が全焼する事案も発生している。

 同市は、缶に穴を空けるのも発火につながりかねないとして、ガス缶類はそのまま不燃物回収日に出すよう求めている。しかし、「必ず、中身を使い切ってから出してほしい」という。さらに、清掃事務所敷地内にある資源ごみ拠点回収施設では、これらのごみを持ち込めば無料で引き取っており(水曜、土曜以外)、利用を呼びかけている。 (大塚壮)

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