法令違反増える見込み 最終報告、年明けに遅延も かんぽ不正

西日本新聞 総合面 飯田 崇雄 鶴 加寿子

 かんぽ生命保険の植平光彦社長は19日の衆院総務委員会で、不正販売に関する社内調査の終了時期が予定していた年末から年明けにずれ込む可能性を示唆した。同社は来年1月の販売再開を見込むが、実現するかはなお不透明だ。

 委員会では、奥野総一郎氏(国民民主党)が、契約者との面談が十分に進んでいない可能性を踏まえて「年内に終わるのか」と質問。植平社長は「郵便や電話、訪問という方法を取りながら、(契約者の)意向確認の数を年末に向けて最大限増やしたい」と述べるにとどめ、終了時期について明言を避けた。今年9月末の中間報告時に6327件としていた法令違反などの可能性が高い事案については「(最終的には)増加する見込みだ」と述べた。

 かんぽ生命は中間報告で、2014~18年度に保険業法など法令や社内規定に違反した疑いのある契約が9月27日時点で6327件に上り、うち2割強の約1400件は法令違反の可能性があるとした。保険を販売した募集人も含む調査を年内に終わらせ、来年から販売を再開したいとの意向を示していた。 (飯田崇雄、鶴加寿子)

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