築61年、津久見市役所「辛抱」 雨漏り、昼も薄暗く…耐震性にも問題

西日本新聞 大分・日田玖珠版 稲田 二郎

 津久見市役所は県内の自治体庁舎で最も古い1958年に建設され、今年11月に築61年を迎えた。新庁舎の建設方針はあるものの、具体的な計画にまでは至っておらず、職員は雨漏りのする薄暗い庁舎で仕事にあたっている。

 市役所本庁舎は3階建て(一部4階建て)で延べ床面積は約2100平方メートル。市長室や市民生活課、総務課などが入るが、廊下は昼間でも薄暗く、天井の板が抜けているところも。雨漏りのために天井に穴が開いているところもある。

 市経営政策課によると、津久見港(青江地区)に新庁舎を建設する方針が固まっており、経費節減のために、修理をせずに使用している。現庁舎は耐震性にも問題があり、ある職員は「2016年の熊本地震の際には庁舎が壊れるかと怖くて逃げ出した」と打ち明ける。

 市は来秋を目途に新庁舎建設の基本計画をまとめ、その中で建設期間や費用などを算出する予定。同課の川野明寿参事は「新庁舎完成はまだまだ。辛抱は続きます」と話している。(稲田二郎)

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