飯塚第二中が佳作受賞 全国PTA広報紙コンクール

西日本新聞 筑豊版 田中 早紀

 飯塚市の飯塚第二中学校PTA(熊本友和会長)が昨年度に発行した広報紙「かがやけ」が、「第41回全国小・中学校PTA広報紙コンクール」(日本PTA全国協議会主催)で佳作に選ばれた。ここ4年間で3回目の佳作受賞。教諭の素顔に迫るインタビューや中学生のゲーム事情、会員制交流サイト(SNS)の注意点など、単なる活動報告や行事紹介にとどまらない企画が、生徒や保護者に人気だ。

 「かがやけ」はPTAの教養委員会メンバー5、6人が年3回、各学期末に作成。B5判8ページで、企画は委員が話し合って決める。

 「生徒にも読んでほしい」と、昨年7月に配布した第1号は「今どき中学生のゲーム事情」を特集。ゲームの表現内容に基づき、対象年齢などを表示する「年齢別レーティング制度」や、無料とうたうゲームにも課金が発生するケースがあることなどを紹介した。今年3月配布の第3号ではSNSの企画を掲載。不適切な投稿について「その瞬間おもしろいと思ってもSNSに流す前に、グッと我慢して想像力を働かせましょう」などと呼び掛けた。

 昨年12月配布の第2号では、実験準備などで、毎日朝早く出勤する理科の男性教諭をインタビュー。早い日には午前3時半に出勤したという教諭を「さすがに、このときばかりは、警備会社から確認の電話がかかってきたそうです」などとユーモアを交えて伝えた。

 広報紙作りの中心は委員の渡辺福さん(52)。4人の子どもがいる渡辺さんは、小学校のPTAや所属する子育てグループで広報紙作りに携わっていた経験があり、委員歴は本年度で通算6年目だ。

 第41回コンクールの中学部門には、全国から1604校の応募があり、計8校が佳作を受賞。予算が数十万円もあったり、編集や印刷を外部委託したりするケースも少なくないが、飯塚第二中は年間約1万円の低予算で手作りしている。

 渡辺さんは「たくさんの応募の中で、(審査員は)よく見つけてくれたと思う」と笑顔。15日に東京であった表彰式に出席した熊本会長は「私たちが読んでもおもしろい内容。低予算の中、4年間で3回目の受賞というのはすごいこと」と話した。 (田中早紀)

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