「いのちスケッチ」最速1万人 公開14日目「全大牟田が泣いた」

西日本新聞 筑後版 吉田 賢治

 大牟田市動物園を主舞台にした映画「いのちスケッチ」を上映中の映画館「セントラルシネマ大牟田」で21日、同映画の観客動員が1万人を突破した。ネットには鑑賞者から「全大牟田が泣いた」と宣伝文句のような書き込みも相次ぎ、大牟田の良さを丁寧に描いた作品への共感と感動が広がっている。

 同劇場は大牟田市唯一の映画館。公開14日目での1万人達成は、今年8月公開のアニメ「ワンピース スタンピード」の17日目を抜いて最速。動員数は全国では既に2万人超という。

 1万人目となったのは、同市歴木の塘内高志さん(70)夫妻と孫2人の一行。福岡市博多区の次男夫妻の出産に合わせ、8歳と6歳の孫2人を19日から呼び寄せ「動物が好きな男の子2人なので、ぜひ見せたい」と、この日の2回目の上映に合わせて劇場を訪れたという。記念品を受け取った小学2年の一成君は「どんな動物が出るか楽しみ。明日は動物園に連れて行ってもらう」と笑顔を見せた。

 映画の反響の大きさは、ツイッターなどネット上にアップされた感想にも表れている。「いのちと夢、愛にあふれたすてきな映画」「中盤からエンドロールまで涙が止まらなかった」「動物園に久しぶりに行きたくなった」…。

 瀬木直貴監督は、1万人超えについて「皆さんの期待の表れ。シャイに見える大牟田の人情の真ん中に、熱く、冷めにくい、まるで燃える石のような大牟田愛があり、実に感動的です」とコメントを寄せた。 (吉田賢治)

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