低糖質食品、効果は? 糖尿病悪化防止へ宮崎の医師ら研究

西日本新聞 社会面 佐伯 浩之

 低糖質の食べ物は、本当に血糖値が上がりにくいの? 宮崎市の医師2人が、低糖質のケーキを摂取した場合、血糖値などがどう変化するかの研究に取り組んでいる。糖尿病の患者や予備軍の症状悪化を防ぎ、健康づくりに生かしてもらうのが目的。ダイエット中や健康志向の人に人気の低糖質スイーツに絞った研究は全国的に珍しいという。

 研究は、みやざき糖尿病予防クリニックの谷口尚大郎院長(44)と、宮崎大医学部付属病院臨床研究支援センター特別教授の有村保次医師(46)のチームが10~11月に行った。被験者20人が低糖質と普通の砂糖を使ったケーキのうち、どちらか一つを食べ、食後に血糖値や血糖値を下げるインスリンの動き、中性脂肪など7項目を測定した。今後、結果を論文にまとめて発表する予定で、将来的には糖尿病患者や一般の治療、相談に応用したい考えだ。

 2種類のケーキ作りには宮崎市の洋菓子店が協力。ともに約300キロカロリーだが、一方は糖質を6分の1程度に抑えた。

 谷口院長は「血糖値が上がりにくければ、甘い物を我慢している糖尿病患者にも朗報になる」。有村医師は「糖質制限をしている人に数字で示すことで、食生活に生かしてもらえれば」と話している。 (佐伯浩之)

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