運動啓発の取り組み発表 市内散歩コース紹介 昭和学園高看護学科生

西日本新聞 大分・日田玖珠版 笠原 和香子

 高い知識や技能を身に付けた職業人を育てる文部科学省の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール」(SPH)に指定されている日田市の昭和学園高看護学科(5年制)の生徒たちが、運動啓発のための動画制作など5年間の取り組みを発表した。生徒たちの知恵を絞ったさまざまな活動に、関係者からは評価する声が多く聞かれた。

 同学科は2015年、私立高では全国で初めてSPHに指定され、本年度が最終年度となる。生徒たちは日田市や近隣自治体で運動習慣のある住民の割合が県内平均より低いことに着目。16年から歴代の4年生が運動啓発を目指し活動を始めた。具体的には、市内のウオーキングコースやスロージョギングの紹介動画をはじめ、地元の方言で吹き替えたラジオ体操の動画(日田弁版、朝倉版、うきは版)などを制作。今年も4年生70人が14のグループに分かれ、玖珠弁版のラジオ体操動画などを作った。

 14日に市内で開かれた発表会では活動の経緯や工夫した点などについて説明した。活動に関わった日田市や九重町、県西部保健所の職員は「身に付きにくい運動習慣を身近なラジオ体操などで改善する着眼点が見事」「フレッシュな視点での先駆的な取り組みは西部地域の宝物になった」と評価した。

 SPH実行委員の高森南委員長は「学外の人との関わりが多く、コミュニケーション能力も身に付いた。看護の道でも生かしたい」と話した。(笠原和香子)

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