無料プログラミング教室 障害者のPC操作上達へ 小倉北のNPO法人

西日本新聞 北九州版 岩佐 遼介

 知的障害や発達障害がある人や、引きこもりがちな人たちを対象にした無料プログラミング教室が11月、子ども食堂の運営支援をする小倉北区のNPO法人「生活弱者サポートセンター」で始まった。在宅で仕事を受注できるプログラミングの技能を身に付けてもらうのが狙い。同法人の宮川幸夫代表は「無理なく経済的に自立し、自信を持って生活する糧にしてほしい」と話している。

 16日、同法人の事務所で開かれた初日の教室には約10人が出席。支給されたパソコンを前に慣れない手つきで初期設定に取り組んだ。ボランティアで講師を務める小倉北区のソフトウエア開発会社の川上正喜社長は「上達できるよう丁寧に教えていきたい」と話した。

 教室は宮川代表の発案で、京都府の貿易会社からパソコン12台の寄付を受けて実現した。プログラミングの技能が一定水準に達した受講生には、同社からの仕事を請け負ってもらう計画だ。

 教室は隔週で土曜と日曜の午前中に開いており、どちらか都合の良いほうに参加できる。講師に会員制交流サイト(SNS)でいつでも質問でき、パソコンは申告すれば練習用に持ち帰ることができるようにした。

 同法人の活動を知った北九州市内の個人や企業からは、パソコンの提供や講師の申し出が次々と集まっているといい、宮川代表は「支援が広がっているので、受講生を増やしていきたい」と話している。 (岩佐遼介)

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