福岡空港にバリアフリー案内所 車いす貸し出しや対応施設紹介…

西日本新聞 九州+ 小林 稔子

 福岡空港(福岡市)の国内線ターミナルビル1階北側到着口に、バリアフリー施設の紹介や介護用品の貸し出しなどを行う「福岡空港しょうがい者・こうれい者観光案内所」がオープンした。運営はNPO法人バリアフリーネットワーク会議(沖縄市)で、同会議が空港に設けた総合的なバリアフリー案内所としては那覇空港に次ぎ2空港目。

 案内所には年中無休でスタッフが常駐し、観光で訪れた障害者や高齢者に、九州のバリアフリー対応のホテルや飲食店などを紹介。車いすやベビーカー、浴室で使う介助用てすりなど約10種類を有料で貸し出す。聴覚障害者向けに、客室のドアのノックを光で知らせる装置なども用意。介助者も手配できる。

 同会議は2007年、国内空港では初となる総合的なバリアフリー案内所を那覇空港に開設。沖縄ではこれまでにバスターミナルなど計3カ所で同案内所を運営しており、昨年度の問い合わせは約2万件。外国人の利用も多いという。こうした活動が評価され、2014年には「国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰」を受賞した。

 15日に開所式があり、同会議の親川修代表(56)は「九州の玄関口である福岡空港でようやく開所できた。(障害や高齢を理由に)今まで旅行を諦めていた人がストレスなく九州を楽しめ、また観光したいと思ってもらえるような環境をつくりたい」と意気込んだ。

 同会議は11月末に九州のバリアフリー情報を集約した冊子「そらよか九州」を発行するほか、英語や中国語、韓国語に対応したホームページも開設予定。

 福岡空港しょうがい者・こうれい者観光案内所の開所時間は午前10時~午後6時。介護用品などの予約は電話=092(624)0888=か、ホームページで。当日の貸し出しも可能。 (小林稔子)

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