「回復へ生き方変えよう」 飯塚市で依存症考えるフォーラム

西日本新聞 筑豊版 丸田 みずほ

 アルコールや薬物などさまざまな依存症について考える筑豊アディクションフォーラムが24日、飯塚市であった。当事者やその家族など約150人が参加し、「回復へのメッセージ」と題した体験発表があった。

 体験発表には5人が登壇。高校生の頃から心身症の治療のために精神安定剤などを服用していた男性はその後、大学進学の重圧を感じるたびに勉強のやる気を出すため、頻繁に薬を使うようになったことを紹介。「いつしか使用目的が変化していた。薬物依存と診断された時は驚いた」

 退院後、自助グループの仲間と共同生活を始め、自分と向き合うようにもなり「人に正直な気持ちを打ち明けられるようになった。本当の回復は、薬をやめることだけでなく生き方を変えること」と話した。

 ギャンブル依存症だった男性は、自助グループの仲間が支えとなり、今では家計簿を付け、貯金を始めたといい「人生はやり直すことができる。今の目標は再就職。信用を取り戻せるよう、仲間と焦らずゆっくり頑張りたい」と語った。

 このほか、家族がギャンブルや薬物依存症だったという参加者も登壇。福岡市で精神診療所を開く上村敬一医師による講演もあった。 (丸田みずほ)

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