信教の自由、先人に誓う 二十六聖人殉教地訪問

西日本新聞 社会面 岡部 由佳里

 長崎市西坂町にあるカトリックの宣教師や信者が処刑された「日本二十六聖人殉教地」も訪れた教皇は、遠くの地で殉教した先人に祈りをささげ、信仰への強い思いを新たにした。

 教皇は日本にキリスト教を伝えた宣教師ザビエルと同じイエズス会の出身。若いころは日本での布教を志したこともある。あいさつでは「この瞬間を待ちわびていた」と述べ、ザビエルと殉教者26人を念頭に「最初の宣教師と日本の殉教者の歴史に、霊感と刷新の深い泉を見いだしたかった」と強調した。

 教皇は「世界の隅々に至るまで信教の自由が保障されるように声を上げましょう」とも語り掛けた。長崎県・五島列島で殉教した信者の子孫で、献花する花輪を教皇に手渡し、握手も交わした長崎市の坂本小6年小島楓帆(かほ)さん(12)は「先祖の思いを、これからも伝えていきたい」と語った。 (岡部由佳里)

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ