捜査用似顔絵描き方学ぶ 漫画家が集中講義 県警本部

西日本新聞 熊本版 綾部 庸介

 事件や行方不明者の捜査に使う似顔絵のこつを学ぶ講習会が26日、熊本市中央区の県警本部であり、警察官約60人が参加した。講師は、同市出身の漫画家内田麻美さん(31)。顔の特徴の捉え方やデッサンの描き方について集中講義し、「実際よりも、目や鼻の大きさを強調すると、より似ているものが描ける」と指導し、受講者は熱心にメモを取っていた。

 内田さんは「目と眉の間の長さ、鼻のカーブ、頬骨などに特徴が表れやすい」とアドバイス。受講者は似顔絵作成に挑戦し、目撃者役に「どこで目撃したか」「髪形は」などと質問をしながら似顔絵を描いた。

 30年にわたって似顔絵作成に携わった県警OBも指導に加わり、「特徴をどのように聞き出すかが重要。普段から人の顔を観察するように」と助言。初めて参加した牛深署地域課の男性巡査長(28)は「これまでは経験したことがないが、機会があれば積極的に似顔絵を描いてみたい」と意欲を見せた。

 県警によると、今年9月末までに88の事件で約100枚の似顔絵を作成し、4件で逮捕や犯人の特定につながるなど成果があったという。 (綾部庸介)

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