海峡彩る光の競演 堪能 ぐるっと関門夜景バス

西日本新聞 もっと九州面

 関門エリアの夜景スポットを巡る「ぐるっと関門夜景バス」が週末限定で走っている。「日本新三大夜景都市」にも選ばれている北九州市と、関門海峡を隔てた山口県下関市の絶景を約3時間かけて楽しむ。滞在型観光にも一役買っているバス旅におじゃました。

 バスは午後6時すぎ、JR小倉駅前を出発し、赤れんが造りの建物が並ぶ門司港レトロ地区(北九州市門司区)に向かった。景色が見やすいよう車内灯が消える。門司の海岸沿いでは、左手にライトアップされた海峡ゆめタワー(下関市)が見えた。「(九州は)本州とこんなに近いんだな」と車内から声が上がる。道中は女性ガイドが沿道の映画のロケ地や、地元で人気の工場夜景について話してくれた。

 門司港に着くと、参加者は高層マンションの31階にある「門司港レトロ展望室」へ。大規模改修を終えたJR門司港駅が眼下に見える。同乗した夜景評論家の丸々もとおさんは「北九州は平地や海、山、工場、レトロな街並みが隣接し、さまざまな表情の夜景の魅力が詰まっている」と評した。

 その後、バスは関門橋を渡り、火の山公園(下関市)の展望台に到着。海峡の両岸にきらびやかな光のパノラマが広がり、参加者たちは熱心に写真に収めていた。

 このバスツアーの参加費は1500円だが、関門エリアのホテルなどに宿泊した人は千円になる。千葉県流山市から仕事で北九州を訪れていた橋本由行さん(69)は、ホテルでチラシを見て参加。「観光客にもうれしい配慮だ。車もなく、手持ちぶさたな夜のひとときを有意義に活用できた」と満足そうだった。 (宮下雅太郎)

 ▼メモ 2020年3月14日までの毎週土曜(11、12月は金曜も)に運行。JR小倉駅か門司港駅発着(北九州発)と下関発の各日1便。バスツアーにフグ料理やクルーズを組み合わせたコースもある。料金は1500~5000円で、関門地区のホテルや旅館の宿泊者には500円の割引がある。要予約。申し込みは門司港レトロ総合インフォメーション=093(321)4151。

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