窯元ツーリズムにぎわう 唐津市 登り窯見学や作陶体験も

西日本新聞 佐賀版 野村 創

 唐津焼の窯元を巡って陶芸家との交流や周辺の自然を楽しむ「唐津窯元ツーリズム」が23、24日、唐津市であった。市内外から焼き物ファンが集まり、登り窯の見学や作陶体験などを楽しんだ。

  7回目の今年は22の窯元と9の飲食店・展示施設が参加。刀町のコンフェクショナリーツルヤでは佳津(かづ)窯が「普段使いの器展」を開催。店内に皿や花瓶、茶わんが所狭しと並んだ。5年前から通っているという横浜市の会社員、柴山夕美子さん(47)は「伝統を生かしながら、モダンな作品が多いのが唐津焼の魅力。主婦感覚、日常感覚で使える物が多い」と話した。

 町田の中里太郎右衛門陶房は登り窯を公開。作陶体験や菓子の振る舞いをする窯元もあった。

 呉服町の唐津ちょこバルは21日、窯元ツーリズムのプレイベントとして「神戸たこ焼き茶会」を開いた。参加者は神戸市の山西昭義住職(54)と息子の優さん(24)が振る舞うソースとだしの神戸たこ焼きに舌鼓を打ち、唐津焼の茶器を使った茶を味わった。

 参加した十四代中里太郎右衛門さん(62)は「たこ焼きとお茶を組み合わせる発想が素晴らしい。唐津焼をいろんな人に知ってもらう機会になり、ありがたい」と話した。

 南城内の旧大島邸では23日、関連イベントの「唐津文化遺産の日」を開催。唐津焼の素朴な味わいを感じさせる「唐津陶片せんべい」の絵付けなどの体験コーナーがあり、親子連れの人気を集めていた。(野村創)

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