北九州市ふるさと納税好調 過去最高昨年の1.8倍

西日本新聞 北九州版 内田 完爾

 ふるさと納税制度による、北九州市への寄付が好調だ。10月末時点で約7500万円に上り、過去最高だった昨年の同期比で約1・8倍のペースとなっている。市は当初見込み額の倍となる年間4億円の寄付を想定し、返礼品代や送料などの関連経費として、12月市議会定例会に提案する補正予算案に1億580万円を盛り込む。

 市は寄付額の増加は、返礼品の品目を増やしたことなどが要因とみている。返礼品は昨年は約190品目だったが、今年は約300品目に増やした。

 九州産和牛や「シャボン玉石けん」(若松区)の詰め合わせ、「かば田食品」(八幡西区)の辛子めんたいこなどに人気が集まっている。新規の返礼品では地元食材を使用したおせちも多く、全国地ビール醸造者協議会の品質審査会で最優秀賞となった門司港地ビール工房のビールセットもある。

 市は昨年並みの2億円の寄付を想定し、関連経費に約1億円の予算を計上していた。例年、11、12月は駆け込みの申し込みが多く、全体の寄付額の3分の2を占めるという。

 市では、17年度にふるさと納税の受入額が前年から半減したことを受け、18年度にリニューアル。仕入れ方法の改善で返礼品の量の増加に結びつけたり、PR活動を強化したりして、18年度は前年から5・4倍増の1億9700万円に達した。市は「ふるさと納税を通じて北九州を応援してくれる人の裾野を広げたい」としている。 (内田完爾)

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