豊前神楽の歴史を紹介 求菩提資料館 古文書など100点展示

西日本新聞 北九州版 浜口 妙華

 国の重要無形民俗文化財「豊前神楽」の歴史や特徴を古文書などからたどる「大神楽展」が求菩提資料館(豊前市鳥井畑)で開かれている。市内六つの神楽団体の面や祭具など約100点を展示。12月8日まで。

 古文書は市内の関係者が保存していた。「神道神楽大事」(1603年)では、豊前神楽が中世には成立したことを示す文言がある。江戸時代の神楽演目を記した「御祈祷御祓(おんきとうおんはらい)岩戸神楽次第」(1762年)などには、神楽奉納が現在の五穀豊穣(ほうじょう)ではなく、祈祷(きとう)や雨乞いが目的だったことが読み取れる。

 このほか、江戸時代後期のものなど22の神楽面を展示しているほか、神楽を舞う際に手にする御幣、鬼杖(おんづえ)なども並べられ、それぞれの団体によって作りや飾りの違いが分かる。

 栗焼憲児館長(60)は「歴史を知り、団体それぞれの個性や魅力を理解してもらえたら」と話している。

 午前9時半~午後4時半(入館は同4時)。月曜休館。同館=0979(88)3203。 (浜口妙華)

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