AI翻訳実証実験開始 4社、福岡市で多言語対応

西日本新聞 九州+ 泉 修平

 人工知能(AI)を使った多言語音声翻訳システムの実証実験が27日、福岡市の区役所や市営地下鉄の駅などで始まった。実際に在留外国人に使ってもらい課題を確かめるとともに、AIに行政用語を学習させて翻訳の精度を高める狙い。来年1月末まで予定し、市は結果を踏まえ、システムを導入するか検討する。

 実証実験に参加するのは日立ソリューションズ西日本、アドバンスト・メディア、凸版印刷、NEC九州支社。各社がそれぞれ開発した音声翻訳システムの端末を市内7区役所と市営地下鉄の天神、博多、福岡空港駅、市総合図書館、市住宅供給公社に置いて実用性を確かめる。

 27日、中央区役所では日立ソリューションズ西日本の端末を使い、英国人男性がデモンストレーション。英語を日本語、日本語を英語に翻訳し、区役所の職員と国民健康保険の手続きについてやりとりした。同社の端末は9カ国語の翻訳が可能で、翻訳が誤っていた場合は職員がボタンを押してAIに学習させる。

 市によると、市内の在留外国人は約4万人で、10年前に比べて1・6倍に増えているという。 (泉修平)

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