熊大、法曹コース設置へ協定 早稲田、中央法科大学院と

西日本新聞 熊本版 綾部 庸介

 熊本大は26日、5年間で法学部と法科大学院を修了できる「法曹コース」設置に向け、早稲田、中央両大学の法科大学院と連携する協定を結んだ。熊本大は九州、神戸両大学の法科大学院とも本年度中に協定を結ぶ予定。文部科学省の認可を受けた後、来年4月の法曹コース設置を目指している。

 法曹コースは、大学3年時までに必要単位を取得した学生が早期卒業し、法科大学院の法学既習者コース(2年間)に進学できる制度。2004年に始まった法科大学院の進学者が減少し、設置校が半減するなどしている状況を受け、学生の負担軽減と効果的な教育のため、文部科学省が20年度創設する。法科大学院がない大学でも、他校と連携すれば法曹コース設置を認める方針だ。

 熊本大の法科大学院は16年度に募集を停止し、来年3月末で廃止される。熊本市中央区の黒髪キャンパスでの協定調印式後、同大の鈴木桂樹法学部長は「法科大学院を閉鎖するに至ったが、熊本の地で法律家を目指したいというニーズは根強い。法曹コースという形で応え、地元の法曹人材を育てたい」と期待を込めた。(綾部庸介)

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