戦争、市民の日常に焦点 ロバート・キャパ展始まる

西日本新聞 筑豊版 大塚 壮

 世界的な報道写真家、ロバート・キャパ(1913~54)の作品を集めた「ロバート・キャパ展-THE FACE」が、29日から田川市伊田の市美術館で始まる。東京富士美術館が所蔵するキャパの作品約900点の中から150点を借り受け、展示する。

 戦地のほかに市民の日常や、ヘミングウェーやピカソなど交流があった著名人の素顔を写した作品が多いのが特徴だ。

 スペイン内戦、日中戦争、第2次世界大戦など取材した五つの戦争ごとに作品をまとめたコーナーには、キャパがベトナムで地雷に触れて亡くなる直前に撮った写真がある。身に付けていたカメラの中に残っていたフィルムが、死後に現像された。また、入院中のヘミングウェーや上半身裸のピカソなど、被写体との信頼関係をうかがわせる作品も並ぶ。

 市美術館は、来年1月26日までの期間中、何回でも入館できるフリーパス券(1400円)も発売。同19日午前10時から午後3時には、写真家の四宮佑次さんと一緒にカメラを手に田川の街を歩き、写真を撮影するワークショップも開く。定員20人で申し込みは12月1日から、同美術館=0947(42)6161=で受け付け。 (大塚壮)

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