対馬-釜山航路20周年、500万人達成 観光客減の逆風下、レセプション

西日本新聞 長崎・佐世保版 平江 望

 対馬市は26日、対馬-韓国・釜山間の国際航路の開設20周年と、同航路の利用者が500万人を突破したことを記念し、釜山市で「対馬観光レセプション」を開いた。日韓関係の悪化で対馬を訪れる韓国人観光客が激減している逆風の中、対馬の関係者たちは現地の航路事業者や旅行代理店に来島を呼び掛けた。

 釜山-対馬間は1999年7月に韓国・浦項(ポハン)市の大亜高速海運が、南部の対馬(厳原港)に高速旅客船を就航させたのが始まり。その後は北部の比田勝港にも就航して利用客は順調に伸び、昨年の入国者数は40万人を超えた。今年10月末には同航路の利用者は累計500万人に達した。

 レセプションはもともと節目を祝うために対馬市側が企画。同市の桐谷雅宣副市長や物産協会の関係者たち25人が出席し、日韓の航路事業者5社、韓国の旅行代理店39社の関係者ら約80人を招いた。

 桐谷副市長は「対馬は、韓国人観光客の方々を待ち望んでいる。誘客を是非またお願いしたい」とする比田勝尚喜市長名のあいさつ文を読み、大亜高速海運など5社にこれまでの功績をたたえる感謝状を贈った。

 対馬市によると、日韓関係が悪化した7月以降、対馬を訪れる韓国人観光客は激減。7~10月は前年同期比で計10万6千人減った。これに伴い、韓国人による島内消費額も前年同期に比べて推計で約23億円落ち込んだという。 (平江望)

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ