台湾の学芸員が炭鉱解説 田川・猪位金学園で授業

西日本新聞 筑豊版 大塚 壮

 台湾の博物館の学芸員らが29日、田川市位登の小中一貫校猪位金学園を訪れ、炭鉱や台湾の歴史、文化について出前授業を行った。

 田川市石炭・歴史博物館と台湾の石炭博物館である新平溪煤礦博物園区が友好協定を結んでいることから、相互理解を深めようと実施。5、6年生の児童約60人が参加した。

 同博物園区の〓俊逸館長は、台湾でも炭鉱が盛んだったことを説明し、スライドで山本作兵衛の絵と台湾の炭鉱労働者の写真を同時に示しながら、「坑内作業やぼた山など日本と同じ光景があった」と話した。

 また、台湾科学博物館の楊佩瑜学芸員は、インターネットがない時代に台湾の子どもたちの伝統的な遊びとして、縄跳びやあやとり、こま回しなどが人気だったと紹介し、台湾の言葉で「一緒に遊ぼう」という意味の「大家一起玩」と呼びかけた。児童からは「台湾にも山本作兵衛さんのような人はいますか」「田川の二本煙突のような建物は残っていますか」などと、台湾を身近に感じた質問が相次いだ。 (大塚壮)

※〓は「龍」の下に「共」

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