台湾と友好もっと深く 田川でプロジェクト、日台2女性立ち上げ

西日本新聞 筑豊版 大塚 壮

 田川市で30日、台湾の人に田川の良さを知ってもらう「台日交流ワークショップ」が開かれた。熊本県荒尾市出身で台湾在住の広告業、荒木美香さん(39)と台湾出身で田川市在住の楊雅欣さん(40)が立ち上げたプロジェクトの第1弾。台北駐福岡経済文化弁事処(駐福岡台湾総領事館)の陳忠正処長(総領事)をはじめ、県内在住の台湾からの留学生ら25人が参加。市石炭・歴史博物館などを見学した。

 プロジェクトは、8月に共通の知人を通じて知り合った「台湾が好き」な荒木さんと「田川が好き」な楊さんが、台湾の人たちに田川の魅力をPRし、来てもらうきっかけにしたいと企画。陳氏に相談したところ、快諾された。

 同博物館では、昔の採炭作業の様子を再現する展示や復元した炭鉱住宅、山本作兵衛の絵などを見学。学芸員から1920年に三井田川鉱業所から台湾に採炭技術が伝えられたことなどの説明を受けた。

 九州大大学院に留学中の黄弘〓さん(35)は、炭鉱の労働について「やる気がないとできない危険な仕事。有意義なことを勉強できた。ここで見たことを台湾の友人に教えたい」。

 一行は、田川市の交流施設「いいかねPalette(パレット)」に宿泊。平成筑豊鉄道に乗ったり、英彦山神宮に参拝したりするなどして1日まで田川地区の各地を巡る。

 祖父が炭鉱マンだった荒木さんは「今後は定期的に台湾の人たちを田川に受け入れる態勢づくりを目指したい」という。婉蘋夫人を伴い参加した陳氏は「炭鉱という共通点をきっかけに、台湾と田川の交流を深めるために協力したい」と話した。 (大塚壮)

※〓は「森」の「木」が「金」

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