自殺者数3年ぶり増加 2018年の久留米市、連絡協で報告

西日本新聞 筑後版 山口 新太郎

 久留米市は、警察庁統計に基づく昨年の市内の自殺者数(速報値)は51人で、3年ぶりに増加に転じたことを明らかにした。全国的に改善が進んでいない10代の自殺者数は9人だった。官民で自殺対策に取り組む市自殺対策連絡協議会が12日にあり、市が報告した。

 協議会には市、警察、消防、医療、教育、商工労働など約50団体の関係者が出席した。市は2014年からの5年間の自殺者(267人)を分析した結果を説明。自殺の原因、動機で最も多かったのは健康問題で54%を占めた。以下、経済生活問題24%、家庭問題18%と続いた。

 3月に策定した市自殺対策計画で重点対象に定める19歳以下の子ども、若者は15人で、うち中高生は7人だった。同じく重点対象の40~59歳の中高年男性は54人、60歳以上は116人。

 市保健予防課によると、重点対象の年代は、占める割合が高かったり、減らなかったりする傾向が強いという。

 協議会では、県弁護士会が、医療関係者と連携して、多重債務やドメスティックバイオレンス(DV)などを抱える患者を法律相談につなげる取り組みも紹介した。 (山口新太郎)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ