大航海時代の香り漂う企画展 平戸オランダ商館「カレーと香辛料」

西日本新聞 長崎・佐世保版 福田 章

 欧州との交易拠点として、早くからカレーが出回っていたとみられる平戸市の平戸オランダ商館(大久保町)で1日、企画展「カレーと香辛料」が始まった。平戸と大航海時代の香辛料との関わりを知ってもらおうと、エスビー食品などの協力を得て、来年1月26日まで開催する。

 欧州諸国は15世紀末、食肉保存のための香辛料を東洋に求めた。1563年には、カレーがインドからポルトガルに入った記録が残る。平戸は当時、ポルトガルと盛んに交易していた。

 会場にはナツメグやシナモン、クローブなど14種類のスパイスが展示され、香りが楽しめる。全国80種類以上のご当地カレーや「インド人もびっくり」と書かれた懐かしいカレーの商品袋も並ぶ。

 学芸員の出口洋平さんは「日本人にとってカレーは日常食。歴史を知ると、一段と味が深まりますよ」と来場を呼び掛けている。15日午前11時から午後1時まで、オランダ商館オリジナルのカレー(有料)を提供する。(福田章)

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