アニメツーリズム議論 小倉で「首長サミット」初開催

西日本新聞 北九州版 岩佐 遼介

 アニメを通じた観光振興を議論する「アニメツーリズム首長サミットin北九州」が1日、小倉北区の会議場で初開催された。北九州市の北橋健治市長ら5首長が登壇し、観光振興の成功事例を共有し、地域にゆかりのある映画が公開される際の戦略的なアプローチ方法などを紹介した。

 来年に東京五輪・パラリンピックを控える中、地域振興の促進を狙い、一般社団法人「アニメツーリズム協会」(東京)が主催した。

 大ヒットアニメ映画「君の名は。」のモデルとされた岐阜県飛騨市の都竹淳也市長はアニメロケ地の「聖地巡礼者」が推計約18万人に上ると解説。映画公開前に「この映画の舞台って飛騨じゃない?」と会員制交流サイト(SNS)で発信すると、聖地探しが始まり、公開後には観光客が殺到したと説明した。鳥取県の平井伸治知事は県内2カ所の空港の愛称を、ゆかりのあるアニメから「鳥取砂丘コナン空港」「米子鬼太郎空港」と名付けた事例を紹介した。

 その後、首長らはアニメツーリズムに一層取り組むことを宣言。「機動戦士ガンダム」の原作・総監督を務めた同協会の富野由悠季会長は「アニメ制作者が出身地を大事に、それをアピールする作品をつくるのがクリエイターの仕事だ」と総括した。 (岩佐遼介)

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