音楽はファンタジー、原点に戻って 新作「RAINBOW CHASER」4日発表 (2ページ目)

西日本新聞 吉田 昭一郎

 ★初期衝動が心に残って、変わらない

 〈虹をめざして どこまでも 行こう/人生はミュージカル〉。表題曲「RAINBOW CHASER」は、駆けだしたくなるような、わくわく感がある。

 「歌いだしの〈あの曲が流れて 心が震えた/新しい風を感じて〉のところの〈あの曲〉って、ビートルズの『プリーズ・ミスター・ポストマン』で、15歳の時、聴いた時のことを歌っているんです。♬Wait a minute Wait a minute♬ ジョン・レノンの歌声に、背筋に戦慄(せんりつ)が走ってね、それまではクラシックの小曲とか聴くような男だった。〈音楽がくれる いくつもの奇跡〉って出てくるのも、音楽ってすごいよね、ってみんなに言いたかった。あの時から、僕ね、別人になっちゃった」

 「〈あの日あの時 身体中にあふれた/ドラマチックなこころ いつまでも 忘れない〉っていうのは、時代は変わっても、いつまでも自分の心の中にあの時の初期衝動が残っていて、変わっていない。それがある限り、夢を追いかけていこう、と。例えば、ウルフルズのプロデュースをしているときも、自分が歌うときもそれは心の中にある。自分が目指す音楽の何か、そこのかなたにずーっと向かっていく。もしかしたら途中で死ぬかもしれない。夢への途中かどうかも分からないし、やっかいなんだけど…。何か、一つのことができた瞬間に、もう、その満足感って1週間ぐらいで終わっちゃう。また、次のことがやりたくなっちゃうんですね」

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