老朽SL、引き取り手募集 25日まで、北九州市

西日本新聞 米村 勇飛

 北九州市は2日、久岐の浜広場(同市若松区久岐の浜)で展示中の老朽化した蒸気機関車(SL)の引き取り手の募集を始めた。引き取り後、保存または利活用することなどが条件。希望者がいない場合は、市が本年度中に撤去する。募集は25日まで。

 SLは1917年に製造され、全長16・6メートル、高さ3・8メートル、重さ69・3トン。筑豊から若松への石炭輸送のため、50年から73年までは現在のJR筑豊線で活躍した。走行距離は延べ約283万キロで地球70周分に相当する。現役引退後は、旧国鉄から市に貸与され、45年以上、展示場所を移しながら石炭の記憶をとどめてきた。

 展示中のSLは長年の風雨で劣化し、塗装のはがれや車体のサビが目立ち、一部では小さな穴も開いている。市は子どもたちのケガの危険性なども考慮し、民間での保存と利活用を目指してSLを手放すことを決めた。

 応募方法は、引き取りの理由や利活用法などを記入した必要書類を同区役所まちづくり整備課まで郵送か持参で提出する。同課=093(761)5326。

(米村勇飛)

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