【きょうのテーマ】ラジオ番組とDJの仕事 こども記者、生放送に出演

西日本新聞 こども面

 「ラブエフエム」のスタジオを訪ねて ラジオ番組がどんなふうに作られていて、DJはどんなふうに仕事をしているのだろうか。こども記者たちはFM放送事業などを手がけるラブエフエム国際放送(福岡市中央区)のスタジオを訪ねました。

【紙面PDF】きょうのテーマ=ラジオ番組とDJの仕事

 スタジオは福岡市・天神にある。放送エリアは福岡県全域と、佐賀、熊本、大分、山口各県の一部で、およそ800万人が聴くことができる。会社名に「国際放送」とついている理由は、10カ国語で情報を届けているからだ。地震などの災害時も複数の外国語で緊急情報を伝える。ラブエフエムは、天神4カ所に設置された大画面や同市観光案内所の運営など、ラジオ以外の事業もしているそうだ。

 スタジオではDJ佐藤ともやすさん(42)による生放送の番組「NATURAL DRIVIN’」を見学。DJのほかに、番組の進行を管理したり、音楽やCMを流したりするディレクターさんやアシスタントさんがいて、コンピューターなどで操作していた。生放送中、佐藤さんとディレクターさんの息はぴったり合っていた。いい番組を作るためにいろいろな人が協力していて、まさにラグビー日本代表のスローガンで有名になった「ワンチーム」なんだな、と思った。

 こども記者は、CMなどを収録するスタジオで音楽や効果音を再生する機器を触らせてもらったり、マイクで話す練習をさせてもらったりした後、佐藤さんの番組に出演させてもらった。

 プロ野球選手、医師、ラジオDJ…。佐藤さんのトークに合わせて、こども記者は将来の夢を語り、「WANIMA」や「ビートルズ」の曲をリクエスト。曲に入る前のタイトルコールもさせてもらった。

 最初は頭の中が真っ白になったが、佐藤さんが「なぜこども記者を目指したの」と話を引き出してくれたおかげで、スラスラ答えることができた。

 スタジオの中にはDJがマイクをオンにしたりオフにしたりするスイッチがあった。音楽を流すときや、くしゃみが出そうになったときにオフにするそうだ。出演者のそばでは「あと○分○秒」と表示されていて、放送時間が分かるようになっていた。番組の最後にもう一度飛び入りさせてもらったときには、リラックスして楽しく話せた。

 ●言葉にはすごい力がある DJ 佐藤ともやすさんに聞く

 放送終了後、佐藤ともやすさんに、DJの仕事の魅力ややりがいを聞いた。

 -どうしてDJになろうと思ったのですか。

 DJの仕事は、人のマイナスになってしまった気持ちをプラスにできると思ったからです。大学時代に友人から「声がいい」と言われていたのもきっかけの一つ。DJになるにはオーディションを受けたり、番組制作に関わったり、といくつかの方法があります。

 -気を付けていることは?

 言葉にはすごい力があって、人を傷つけることもできるし、楽しませたり、喜ばせたりすることもできます。だからこそ使い方を間違えないように、きちんと伝わるように気を付けないといけないと思っています。あとは正しい情報を伝えることも大事です。

 -DJをしていてうれしかったことは?

 リスナー(聴いている人)の反応やメッセージが本当にうれしいです。中には声だけで調子が悪いことがばれちゃうことがあって、「きょうは元気がないですね」「少し鼻声じゃないですか? 体に気を付けてくださいね」とメッセージをくれたりします。

 -DJになるためには?

 いろんなことに興味を持つことが大事。ラジオを聴いてみてください、楽しい場所、楽しい空間がラジオの中にあることを知ってほしいなと思います。

 ●わキャッタ!メモ

 ▼ラジオDJ DJは、ディスクジョッキー「disc jockey」の略称で、音楽を選んで再生、操作する人。discはレコード盤を指していたが、時代とともにカセットテープ、CDなどと選ぶ音楽の音源は広がってきた。jockeyは騎手のほか、操作する人の意味もある。ラジオDJは、ラジオ番組で音楽を流したり、司会をしたりする仕事。ラジオパーソナリティーとも呼ばれる。ラジオDJになるための専門学校もある。

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